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恥ずかしくない! 怖くない!「乳がん検診」の取り組み

当クリニックには、女医の副院長がおります。
乳がん検診に限らず、男性の医師に相談することに抵抗がある、大腸検診や肛門のトラブルなどもお気軽にご相談ください。

「乳がん検診は痛い…」といいますが

「乳がん検診は痛い…」といいますが

マンモグラフィは、乳房を検査機器で挟んで圧迫するので、痛みを訴えられる方がいらっしゃいます。ただ痛みの感じ方は、本当に個人差があります。まったく痛みを感じない方もいらっしゃいますし、ちょっとでも痛いとおっしゃる方もいます。

当クリニックでは、なるべく痛みを感じないように工夫して検査をしています。

一度、思い切って受けてみると安心できるのか、検診のリピーターの方も多くいらっしゃいますので、ご安心ください。

「マンモグラフィは痛いから超音波で検査してほしい」という場合にも対応可能です。
なお、区の乳がん検診の場合は、マンモグラフィの検診になっているので、超音波を選択することはできません。その場合は通常の保険適用になります。

2013年、日本の乳がんの死亡率の山が、ようやく少し下がりました。これは、乳がん検診が少し普及してきたことの結果です。
日本よりも10年前に検診を始めていた海外のケースでは、すでに早くから死亡率が下がってきています。
このことからも、ぜひ、乳がん検診を受けられることをおすすめします。
40代を過ぎた方は、2年に一度の検診をお受けになっていれば、まず安心といえます。
一方、何か症状のある方、お身内に乳がんの方がいる場合は、年齢にかかわらず検査をしたほうがいいでしょう。

乳がん検診の種類

乳がん検診の種類

「触診」、「マンモグラフィ」、「超音波」が基本的な乳がん検診です。
マンモグラフィをおこなうことのメリットは、科学的根拠に基づき立証されています。超音波の場合は、まだ正式な立証がされていないのです。また、超音波ではわからないところもあります。

視触診

担当医師が触診で「しこり」、「デコボコ」がないかをチェックします。
初めての方は恥ずかしとお思いかも知れませんが、乳がんを検査するには必要な検査の一つです。
ご不安の場合、当院では女性医師も在籍しておりますので、ご相談ください。

超音波(エコー)検査

乳房に超音波をあて、異常があるかないかを診断します。痛みはなく、体への負担はまったくありません。

マンモグラフィ

乳房を検査機で挟んで圧迫するので、痛みを感じる方がいらっしゃいます。
当クリニックでは、なるべく痛みを感じないように心がけております。
視触診では見つけられない「しこり」を発見できるので早期発見・早期治療に役立ちます。

マンモグラフィ

マンモグラフィは、乳がんによる死亡率を減少させる検査です。
左右の乳房を片方ずつ台に載せ、上下・左右に挟んで撮影します。
触診で見つけられることが出来なかった「小さなしこり」、「石灰化のある小さな乳がん」を発見することができます。触診、超音波(エコー)と併せて行うことで、検査の精度も高まり、早期の乳がんも発見できるので、将来の大掛かりな乳がんリスクを軽減できます。

異常があったからといって乳がんとは限りません

乳がん検診を受けられる方へ、「しこり」や「デコボコ」が見つかった場合でも、必ず『乳がん』というわけではありません。
実際、しこりの8~9割は良性といわれています。
主なものは、乳腺線維腺腫、乳腺症です。